探偵の浮気調査動画で使われている探偵用語解説
探偵は、離れた場所にいる仲間と無線で連絡を取り合いながら、浮気調査などの調査を進めます。
その際、調査対象者や周囲にいる一般人に怪しまれないように探偵用語(隠語)を使います。
浮気調査の実録動画を見ていて「甲乙が接触」「G近いかもな」など、一般人が使わない言葉を耳にして、「どういう意味?」と疑問に思ったことがあるという方もいるのではないでしょうか。
ここでは、MJリサーチが公開しているこちらの動画をもとに、探偵が浮気調査でよく使う探偵用語(隠語)の解説をします。
調査対象者に関する主な探偵用語
探偵が一番頻繁に使うのは、調査対象者を示す隠語です。
- 第1対象者:甲(または1対)
- 第2対象者:乙(または2対)
- 第3対象者:丙(または3対)
- 自宅:G(ジー)
浮気調査の依頼者が奥さまの場合、第1対象者は旦那さま、第2対象者は旦那さまの不倫相手です。
旦那さまが依頼者の場合、第1対象者は奥さま、第2対象者は奥さまの不倫相手です。
例えば、調査対象者と不倫相手が待ち合わせ場所で会った時に「甲乙が接触」などという使い方をします。
また、調査対象者の車は「甲車」(こうしゃ)、自宅は「甲G」(こうじー)と呼びます。
浮気調査では、通常、第1対象者と第2対象者が調査の対象となりますが、稀に不倫相手が複数登場することがあり、その場合、後から登場した不倫相手が第3対象者となります。
使われる隠語は探偵社によって異なり、甲・乙(こう・おつ)ではなく、1対・2対(いちたい・にたい)という隠語を使う探偵社もあります。
調査(追尾や張り込み)に関する用語
追尾や張り込みなど、調査に関する隠語も頻繁に使われます。
- 張り込み:張り
- 尾行:追い
- 自宅判明:宅割り
- 直接調査(対象者と話すこと):直調
- 建物内調査:内偵
- 顔を確認:顔確
- 顔を撮影:面取り
街中などで「顔を撮影して」などという会話をしたら怪しまれてしまいそうですが、「面取り(めんとり)して」なら、意味がわからないですよね。
このように、探偵同士の会話では、調査に関する用語を暗号化して使っているのです。
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